乳酸菌で病気予防

乳酸菌のデドックス効果

数年前から話題に上っているデトックスですが、「デトックスとはダイエットである」とか「デトックスとは解毒である」という風に誤解されて使われています。
正式なデトックスの意味は、からだの中に滞留した老廃物・毒素をからだの外に排出してからだの中をきれいにすることです。
人間は生まれたときからのこのデトックス機能を持っております。
からだからの排泄する部位の割合としては、便から75%、尿から20%、汗から3%、毛髪と爪からそれぞれ1%です。

乳酸菌による腸内デトックスの方法とは

腸内環境が悪化すると、腸内の悪玉菌が増加し腸のぜんどう運動能力が弱まり、便が排泄できずに便秘となります。
便が腸内に滞留することによって、有毒なガスが発生しこれが体内にまわりさまざまな悪影響を与えます。
腸内デトックスとは、腸内環境に悪影響を与える悪玉菌を減らし善玉菌を増やして腸内バランスを善玉菌優位にすることによって、腸内に溜まった不要な栄養素・老廃物を便として排泄し有毒ガスもなくすことです。
からだのデトックスの75%を占める便として毎日排泄する快便習慣をつけることが我々の健康維持に非常に大切なことです。
この腸内デトックス効果を発揮するには乳酸菌の摂取が必須条件となります。
乳酸菌による腸内デトックスの方法は大きく次の二つになります。
プロバイオティクス効果(生きたまま腸に到達し、腸内細菌のバランスを改善して、我々のからだに利益をもたらす効果)のある乳酸菌を摂取することによって善玉菌を増加させ腸内バランスを正常化して、腸のぜんどう運動を活発化させ便通を改善する効果があります。
摂取した乳酸菌は腸内に留まれるのは1週間ほどですので、毎日継続的に乳酸菌を摂取することが快便習慣のためには大切なことです。

腸内細菌・悪玉菌を一時的に大幅に減らしたのちに一度に多くの乳酸菌を摂取することによって善玉菌優位な腸内環境をつくります。
プチ断食で腸内デトックスを行う方法です。
具体的には次のような手順で行います。

*断食前日
昼食は普段の7割程度に抑えます。
夕食は悪玉菌の餌となる脂質・タンパク質を含む油・肉類は食べずに、善玉菌の餌となる食物繊維・オリゴ糖を含む食事を中心に普段の5割程度の量を摂取します。
アルコールは止めて、水分は充分にとります。

*断食当日
食事は一切とりません。
但し、水分2リットル程度は摂取する。
運動も控えてリラックスして1日過ごします。

*断食翌日
朝食には、ヨーグルト/チーズなどの乳酸菌(おすすめはビフィズス菌)を摂取します。
昼食は軽めのおかゆ・味噌汁・漬物にて乳酸菌を摂取し、夕食は普段の5割程度に抑えます。
プチ断食は腸内環境を変えることによってデトックスを行う方法としては最も効果がありますが、高齢者・病気を抱えている方などには向いていない場合がありますので注意してください。

乳酸菌によるデトックス効果とは

このような乳酸菌による腸内デトックスを行うことで、便通改善効果以外にも次のような効果が期待できます。

  • 腸内にある免疫細胞を活性化して免疫力アップにつながる
  • ホルモンバランスが正常化する
  • 新陳代謝に必要なビタミンBを産生して、代謝力アップにつながる

乳酸菌によるデトックス効果を発揮するには生きたまま腸内に届く力がある植物性乳酸菌がおすすめです。
ビフィズス菌・ラブレ菌入りのヨーグルト・サプリメントがその代表的なものですが、最強の食材はキムチです。
キムチに含まれる食物繊維と植物性乳酸菌の相互作用により最大限のデトックス効果を発揮します。
ぜひ食生活に食物性乳酸菌を取り入れて健康なからだづくりに励んでください。