乳酸菌で病気予防

乳酸菌の一日の摂取目安量は

乳酸菌の一日の摂取量に目安はありますか

乳酸菌の効果を発揮する目安となる摂取量は特別に設定されていません。
一般的にいわれていることは、一日1兆個の乳酸菌を2週間ほど取り続けると腸内環境が改善されてくるということです。
1兆個の乳酸菌という数字はピンときませんので、ヨーグルトを例に説明します。
厚生労働省の食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(通称:乳等省令)」に乳製品に含まれる乳酸菌または酵母の数が規定されています。
この省令においてはヨーグルト1ml当たりの乳酸菌数又は酵母数は1000万以上と規定されています。
ヨーグルト1mlを1gとすると、100gの中に10億個以上は含まれていることになります。
通常販売されている少量サイズでは1個当たり75g~100gですので、1日当たりに換算するとヨーグルト100個から130個を食べる必要があります。
実際問題として、この数を食べることは不可能であり、また、ヨーグルトに含まれる他の成分であるタンパク質・糖分などの取り過ぎによって身体の冷えすぎによる血流の悪化・胃腸への負担などの身体への悪影響が出ることもあります。
まずは、ヨーグルト一日200gほどを2回に分けて、朝食後、夕食後のように胃酸の分泌が治まっている時に食べることをおすすめします。
しかし、よく考えてみると、我々は乳酸菌を含む発酵食品を乳製品以外からも摂取しています。

乳酸菌をどのように摂取すれば良いのでしょうか

日本人は昔から発酵食品を食事の中に取り入れてきました。
代表的な発酵食品として漬物・味噌・醤油の他、キムチも食べるようになりました。
実は、キムチ1g当たりには数億個の乳酸菌が含まれており、この乳酸菌は酸に耐えられるため生きたまま腸内に到達するといわれています。
キムチも乳酸菌を摂取する効果的な食べ物です。
ただし、発酵食品の食べ過ぎは塩分などの他の栄養成分の取り過ぎによる弊害を常に考える必要があります。

また、1兆個という数字は、腸内に到達する生きたままの乳酸菌だけではなく、腸内に到達する前に消化液で死滅した乳酸菌も含まれます。
なぜなら、死滅した乳酸菌も腸内において善玉菌の餌となり腸内環境の改善に役立つからです。
最も効果的に乳酸菌を摂取するのであれば、市販されている乳酸菌サプリメントをおすすめします。
商品の中には、一日当たり2粒で5000億個の乳酸菌が含まれる商品もあります。

乳酸菌は継続して摂取する必要があります

食事・サプリメントなどで摂取する乳酸菌は元々腸内にいる常在菌とは異なり、3日から7日間ほど腸内に留まったあとに便とともに排泄されることがわかっています。
このようなことから、乳酸菌による便秘改善効果・免疫力を高める効果・美肌効果を発揮するには、乳酸菌を毎日継続して摂取必要があることを忘れないでください。